素材の味をいかしたシンプルな味

パティシエ 加藤 典子

平成6年に日吉ハイランドに入社、その半年後にレストランいーぜるへと移る。
主にフランス菓子を作るが、プライベートでは和菓子作りを楽しんでいる。
レストランでは、常時10種類くらいの生菓子と、焼き菓子(クッキーやパウンド等)10種類くらいあり、ケーキは、季節にあわせた旬の素材をつかって作っている。

『一番気をつけているのは「鮮度」。
お客様に一番美味しい状態で食べていただきたいので、それぞれのお菓子にあった鮮度に気を使っています。また、今のお菓子って結構複雑なものが多いですが、うちのお菓子は結構シンプルな味。食べるとストレートに素材の味がするというか。そういうお菓子が多いです。』

提供するお菓子に使用する卵は、地元のクレストさんで、自らが仕入れている。できる限り、いつも同じ味を提供するために、素材ひとつひとつにもこだわっている。

20年作り続けている「ダックワーズ」と「ブッセ」はお店の看板商品でもあり、ファンも多い。
今後は『苺とチーズを使ったタルトっぽいお菓子』も考案中。